面接ではナンバーワンよりオンリーワン?

接官が受験者から聞いて冷めてしまう言葉についてお話ししたいとます。

スマップの「世界に一つだけの花」が以前にヒットして以来「ナンバーワンよりオンリーワン」という歌詞が企業にも気に入られています。

会社説明会に行けば企業がこの言葉を使ったり会社の偉い人が「ナンバーワンよりオンリーワンの社員を目指せ」とか言ったり、もうずーっとあちこちで嫌になるほど聞くようになりました。

確かにこの言葉の意味は良いと思います。これはあくまで企業側が「こういう社員を目指してね」ということを伝えるために使うのには適していますが、問題なのはこのフレーズ自体を受験者が面接で言ってしまうことです。

面接官が受験者から聞きたいのは、「ナンバーワンよりオンリーワン」という言葉ではなく、「どういう社員がオンリーワンだと思うのか」という具体的な内容です。それを自分の言葉で伝えて欲しいのです。

例えば、あなたが初めて会った人に「自分はしっかりした人だと思われたい」と思ったら、自分で「私はしっかりしています」と言っても相手は「ふーん。この人はしっかりしていると"思われたい人"なんだ」と思ってしまうでしょう。

こういうときは、「私は高校時代は3年間無遅刻無欠席でした。」と言った方がよほど「まじめな感じ」を与えられますよね。要するに「しっかりしている」と思われるような"根拠"を話した方が良いということです。

企業説明会で、もし志望している会社が、「ナンバーワンを目指す人よりオンリーワンを目指す人が欲しい」と言っていたなら、「オンリーワンを目指している」と思わせる行動や考え方を伝えるべきなんです。決して「オンリーワンを目指しています」とそのまま言ってはいけないんですね。

オンリーワンを目指すわけですから、自分の目標としている人物像の"表現方法"も100人に1人くらいしか言わないものを用意しないといけません。「無遅刻無欠席の社員」とか「向上心のある社員」とか言っているレベルでは根拠にならないということです。

じゃあ、100人に1人の"人物像の表現"はどうすれば良いかと言えば以前お伝えした「100個書く」が使えるということになるのです。

「えー。」「面倒臭い。」そんな声が聞こえそうですが、こういうところこそ他の受験者と差を広げるチャンスです。

今回は「ナンバーワンとオンリーワン」のことを例に上げましたが、面接では多くの受験者が、「こう思われたい」ということをそのまま言葉にしてしまっています。そうじゃなくて、そう思われるための「根拠」を話すということを忘れないでください。

当サイトでは公開できない面接のコツはこちらでご覧になれます。

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